自分を信じてよかった話【体験談】
これは僕の学生時代の体験談を話したいと思います。
直接英語の勉強とは関係はないのですが、何かを継続する必要があるときに、「このまま進んでいいのかな?」と不安になることがあります。
先に結論から言うと、自信があるなら進んでしまって大丈夫です。
確かに、もっと良い選択肢があるのかもしれませんが、全く意味のないこともほとんどありません。
むしろどれくらい自信をもってやるかが大事です。どんな選択でも自信の有無で結果の良し悪しも変わってきます。
そんなお話です。
院のとき研究室を変えた話
この話は僕が大学3年生から大学院修了までの話です。
二つの研究室
大学では4年生になると研究室配属があります。学生は自分の興味ある研究室を選んで1年間研究活動をします。大学院に進む場合はそのまま同じ研究室で過ごすことがほとんどで、同じ研究室で合計3年を過ごすことになります。
4年生が本配属なのですが、実は3年生の前期の内に希望を提出し、後期には仮配属が行われます。
仮配属とは研究をするための準備期間みたいなもので、仮配属が決まった時点で実質的に配属が決まったようなものです。
もちろん、成績によっては希望通りにならないこともあります。ただ僕は幸運なことに希望通りの研究室に入ることができました。
成績はめっちゃ悪かったのですが、各研究室の生徒の成績が一定になるように調整されるのですが、たぶん僕はその兼ね合いでたまたま入ることができました。
こうして、希望通りに仮配属が決まって少しした頃、3年の後期に受けていた分析の授業内容がとてもおもしろく、僕は分析に興味がどんどん湧きました。
次第に僕はその授業を担当してる教授の研究室にいきたと思うようになりました。
しかし、研究室の仮配属が決まり時間も経っていることから、今さら研究室を変えることはできません。
研究室を変えられるとしたら、大学院受験のタイミングで別研究室を受験し、院進学と同時に研究室を変えることでした。
当時、僕は大学を卒業後は大学院への進学すると決めていたのでその選択肢が出てきました。
どちらの研究室に行くかの迷い
仮配属された研究室に3年通うか、それとも、その研究室には1年だけ過ごし大学院で2年間分析をするか、
かなり迷いました。
研究室を途中で変えると、修士論文を書くうえですこし不利になります。
他の生徒が3年間かけるものを2年で書くことになるからです。大学4年生で培った専門知識や技術が通用しないこともほとんどです。
それに4年で配属される研究室の内容にも興味はありました。
これからのニ年間をどう過ごすか決めるので、直ぐに決断することはできませんでした。
そこで僕は、一旦は4年生を過ごし、研究を経験してからどちらの研究室を受験するか決めることにしました。
配属された研究室での研究も面白くてより迷ったのですが、それは別のお話
決断
迷いに迷った挙げ句、僕は今いる研究室を出て分析の研究室を受験することにしました。
もちろん、時間的な不利は承知です。しかし、今の研究室で培った研究のノウハウなどは新しい研究室でも役に立つはずだと考えました。
実は4年で配属される研究室は、他のどの研究室よりも厳しく、文章の作成やパワポを徹底的に指導されます。
さらに留学生も在籍していて研究を英語で行うことは日常茶飯事、ただでさえ大変な卒論制作をハードモードで行う必要があるります。
これらをチャンスだと捉えました。4年でしっかり学べば院で研究室を変えてもなんとかついていけるはず、
そう信じて1年間一生懸命研究にくらいつきました。
院入学から卒業まで
無事、大学院受験を突破し分析の研究室に配属できました。
最初は同期よりも扱える装置が少なかったり、研究テーマを学び直すなど、大変でした。
しかし、研究のやり方や論文の書き方などのノウハウは4年生の時にしっかり鍛えられていたので、問題なくこなすことができました。
むしろ、一年間厳しく指導されたおかげで同期の誰よりも正確な文章とパワポを作れる自負がありました。
そしてなにより、ずっとやりたかった研究に着手でき、素晴らしい毎日を送ることができた。(もちろん研究だからしんどかったけど)
そして2年間研究し、学会発表などを繰り返していると、その功績が認められ、卒業時に卒業生総代に選ばれることができました。
総代は卒業式で学長から卒業証書を受け取ることになっています。
実は、その学長とは4年生のときに配属していた研究室のボスです。すなわち、僕は学長のもとで1年間研究の基礎を学び、巣立ち、そして学長から卒業証書を受けとったのです。
素直にうれしかった。
自分のやりたいことに素直になり、そして自分の選択を信じてできることを一つ一つ行いました。
伝えたいこと
今回は実体験をもとに伝えたいことがありこの記事を作成しました。
伝えたいこととは、自分が良いと思った選択に自信を持ってほしいということです。
例えば、自分が良いと思って選んだ勉強方法、自分が良いと思って選んだスクールなどを続けてみてほしいということです。
少しみんなと異なる方法だったりしても、自分なりに考えがあったり、合理性が高かったりしたら、自分のことをとことんやってみれば良いと思う。
その方法は一般的にベストではないのかもしれないとしても、自分が良いと思っているのだからそれが自分に合っていて、続けられる方法です。
そして、どんな方法で勉強したとしても、結果はすぐに出てくれないことがほとんどです。
しばらく続けられることとは、自分が納得したことだと思います。
効果が出るまでは自分を信じるしかないです。だから自分の選択を信じてほしいです。