「BGMって使っていいの?」集中して勉強する方法
勉強したいけど集中できなかったり、集中するのがなんとなく怖いことってありますよね。
勉強するには集中して取り組んだ方が圧倒的に効率は良いのですが、なかなか実践するのは難しいものです。
集中力とは訓練で身につけるものなので、今集中力がないことはそれほど問題ではありません。
この記事では集中して勉強に取り組む3つのテクニックを紹介します。
集中力について悩みがある人はぜひ参考にしてください。
大学で留学生との研究生活で英語を習得。
大学院では研究生活が認められ卒業生総代に選ばれる。
アウトプットを通じて英語を習得した経験から学習サイトdaraEnglish の制作。
目次
おすすめは朝と夕方
人には集中できる時間帯があります。個人差はありますが、基本的には朝と夕方に集中できることが多いです。
朝と夕方の両方で時間を取ることが難しければ、朝だけでも大丈夫です。
まずは集中して勉強すること自体に慣れましょう。
朝集中できる理由1:ウィルパワーが多い
高い集中をするにはウィルパワーという力が必要です。
ウィルパワーは選んだり判断するときに消費される力で、一日を通して有限なのです。
ウィルパワーは睡眠によって回復し朝がもっとも蓄えがある状態なので、朝がもっとも集中できる時間といえます。
朝集中できる理由2:朝は意外と運動している
運動をすると血流が良くなり、勉強に集中しやすくなります。
そして、朝は意外と体を動かしているものです。
- 洗濯物をしたり
- 弁当を作ったり
- 通勤・通学のために歩いたり
なので、朝やるべきことが終わったら集中できるチャンスです。
会社や学校でも少し早めに行って、仕事や授業か始まるまでにやるのがおすすめです(締め切り効果にも期待できます)。
朝のやることが終わるとじっとテレビ観ちゃうことありますよね、
あれって集中できちゃうからなんです
かんたんテクニック
実際に勉強するときに集中しやすくなるテクニックを紹介します。
BGMは自然音を使う
基本的に何かするときに音楽を聞くとマルチタスクをすることになり集中力がさがってしまいます。
ただ、無音だとかえって勉強しづらいものです。
人がもっとも集中できる音とは自然音や生活音です。
例えば、水や風の音など原始人も聞いていような音を聞くと本能的にリラックスしやすくなります。
Spotifyでは「川の流れる音」や「雨の音」などもライナップされているので勉強中に再生してみましょう。
このような音源は広告が少ないのもありがたい点です。
またYouTubeでも良いのですが、関連動画が気になってしまうかもしれないのでSpotifyがおすすめです。
スマホを近くに置かない
スマホは机の上などに置いてあるだけでも集中力は低下します。
スマホはたとえ電源を切っていても「スマホ=何かしらできる」と反応してしまうのです。
とくにスマホはできることが多いので色々なことが頭によぎります。
なので勉強中は近くに置かないか、視界に入らないところにしまいましょう。
中途半端なところで勉強を終える
中途半端なところで勉強を終えると、次回勉強をしようとするとき集中しやすいくなります。
勉強は最初の5分が一番体力を使います。逆に最初の5分を乗り切ってしまえばある程度勉強を続ける事ができます。
最初5分をなるべく小さい労力に抑えるために、勉強を始めやすくする工夫も大切です。
中途半端でとどめておくと、きっちり最後までやりたくなるので勉強を始めやすくなります。
勉強の習慣化もしやすくなるのでとてもおすすめなテクニックです。
時間テクニック
定期的に休みを設けることで高い集中力を保つことがてきます。
集中すると脳はエネルギーを消費するので、定期的に休憩して回復が必要になります。
なので勉強する際は休憩時間をセットで考えましょう。
おすすめの時間配分は、40分勉強→10分休憩→40分勉強を1セットとし、次のセットまでは30分休憩するという方法です。
人が一度に集中力を維持できる時間はだいたい45分くらいです。
しかし、疲れ切ってしまうと次の勉強ができなくなるので、集中力が途切れる前に一度10分休憩を挟みます。
そして、40分の勉強を二回やると体力的にも疲労を感じることがあるので、休憩を30分にします。
しっかり休憩できたら、また40分勉強と10分休憩を繰り返します。第二セット開始です。
休憩テクニック
休憩も一種の勉強です。
休憩中は脳が情報を整理している時間でもあります。定期的に休憩するとむしろ学習効率が上がります。
しかし、休憩といっても適当に過ごすわけではありません。休憩の目的は次の勉強に集中するためなので効果的な休み方を取りましょう。
ご褒美はちょっとだけ
休憩中に栄養を取ると脳のエネルギーになり次の勉強でも集中しやすくなります。
ただ、食べる量は少しだけにしましょう。たくさん食べると血糖値が急上昇し、集中力を阻害してしまいます。
おすすめ食べ物は血糖値を急に上げない(低GI食品)をものです。
おすすめはナッツやくるみなどは低GIでありながは高いエネルギー(カロリー)を持っているので勉強の合間に最適です。
おやつとしても食べやすいですよね!
また高カカオチョコもおすすめです。チョコレートに含まれるカカオには記憶の形成を助けたり、脳の消費エネルギーを低下させる効果があるとされています。
ナッツやチョコはカロリーが気になるかもしれませんが、少量なら勉強で使うカロリーの方が大きいはずなのであまり気にしなくても大丈夫です。
※食べ過ぎには注意!
ショートナップ(仮眠)
休憩の間に仮眠を取ると15分ほど集中力が回復します。
集中するにはウィルパワーという力が必要なのですが、仮眠によってウィルパワーは回復します。
また、勉強しているとβアミロイドという脳のゴミ(認知症の原因)が分泌され脳の機能を低下させるのですが、これも仮眠によって分解されます。
勉強で疲れた脳を仮眠で回復することで、また集中して勉強に取り組めるようになります。
ただし、深い睡眠を取ると次の勉強を始めるのにエンジンをかけ直す必要が出てくるもので、浅い眠りにとどめましょう。
机に伏せて15分タイマーをセットし寝ると回復するのにちょうどよく仮眠が取れます。
ストレッチ
勉強をしていると同じ姿勢をしていることが多いです。
同じ姿勢のままでいると血流が悪くなり、脳への血の巡りが悪くなります。
なので休憩している間にストレッチなどをすると血流を良くすると、次回の勉強も集中しやすくなります。
同じ理屈で軽い運動をすることもおすすめです。
まとめ
この記事では集中して勉強するためのテクニックを紹介しました。
それぞれのテクニックをまとめます。
✔ Spotifyで自然をBGMにする
✔ スマホは近くに置かない
✔ あえて中途半端なところで勉強を終える
✔ 勉強時間はセットを意識して休憩を取り入れる
✔ 休憩は次集中するための準備
集中力はもともと高い人そうでない人と分かれる部分もありますが、鍛えて高めることもできます。
テクニックを使っても最初は上手くいかないこともあるかもしれません、
しかし、だんだんテクニックに慣れてきて質の高い勉強をできるようになります。
英語の習得では、文法やリスニングなど集中していないと習得しずらいものが複数あります。
ぜひ集中してサクッと習得してしまいましょう!