英語を話す機会を増やす方法【9選】 – 難易度順に紹介
英語の習得ではアウトプットをたくさんこなすことが大切です。しかし、日本で英語はほとんど話されず、英語を話す機会は自分から作る必要があります。
しかし、自分から作るといってもその方法が自分の英語力向上に繋がるかわからないですよね。実際、自分の英語力に合ったやり方でないとせっかくのアウトプットの機会を無駄にしてしまいます。
そこでこの記事では、英語を話す機会を作る方法を9個紹介します。自分の英語力に応じた方法から試してください!
記事の最後には上達の心得についても記述があるので、ぜひ最後まで読んで下さい。
大学で留学生との研究生活で英語を習得。
大学院では研究生活が認められ卒業生総代に選ばれる。
アウトプットを通じて英語を習得した経験から学習サイトdaraEnglish の制作。
目次
国内で英会話の機会は作れる?
結論から先に説明すると国内でも、英語初心者でも英語を話す機会はたくさん作れます。
ただし、自分の英語力や英語を勉強する目的によってその手段は異なるので、自分の実力や目的と合ったものから始めるのが大事です。
いきなりハードルの高いことを選んでしまうと、せっかく作り出した英語を話す場を楽しむことができなくなってしまいます。
せっかく英語を話そうとするモチベがあるならまずは自分がどのような方法で英語に挑んでみるかを考えてみましょう!
英会話の機会を増やす方法 – 難易度順
それでは、どのようにしたら英語を話す機会を増やせるか紹介していきます。難易度順に並んでいるので、自分ができそうなことから始めてみましょう。
どんなにかんたんそうに見えても実際にやってみると難しかったりするので、一つひとつ着実にこなしていくのがおすすめです。
今日からできること
まずは今日からすぐからでもできることを紹介します。英会話まったくの初心者や、スキマ時間を有効に使いたい人はこれらをやってみましょう。
一人で話す
一人で英語を話すことは英会話のトレーニングになるのか疑問を抱くかもしれませんが、英会話に慣れていない人にはとっても効果的です。
英語を聞き取る能力や理解する能力と英語を話せる能力は全く別物なので、聞いたらわかるけど話そうとすると言葉が出てこないことはよくあります。
少し試してみましょう。次の日本語を英語にしてみてください(声に出すとより自分の実力が顕著に現れます)。
ゲーム中にWi-Fiが落ちました。
答えの一例は以下です↓↓↓
Wi-Fi went down while I was playing the game.
どうでしょうか、完璧に一致してなくても意味やニュアンスがあっていれば大丈夫ですが、言葉はすぐに出てきましたか?
えーと、っとなった場合は一人で英語を話す訓練をする価値があります。
一人で英語を話すだけでも、この「えーと」と考える時間を無くす訓練になります。英語の文法で考える、英語を話すことに口を慣らすことに繋がり、スピーキング能力を上げてくれるのです。
daraEnglish では瞬間英作文のトレーニングができる場を提供しています。ぜひロードマップ順に勉強し、英会話力をつけていきましょう!
AIアプリを使う
一人で話し慣れたら実際に英会話に挑戦しても良いのですが、やはり英語での会話は最初は緊張するものです。
そこでおすすめなのがAI会話アプリです。
AI会話アプリはAIと英会話を練習することができます。スマホにアプリを入れるだけでかんたんですし、スキマ時間を有効活用しやすいのが魅力です。
さらに、自分が間違った言い方をしたときに修正案を出してくれたりもするので、学習としてもありがたいツールです。
手軽に始められること
実際に英語のみで会話する場合はとりあえず始めてみることが大事なので、手軽なものや低コストなもの選びましょう。
英会話カフェに行く
英会話カフェはその名の通り、コーヒーやお茶を片手に英語で会話をする場です。
一つのテーブルを一人のホスト(英語が話せるスタッフ)とお客さん数人が囲って会話をします。英語初心者のお客さんも多く、カジュアルでもあるので対人の英会話のなかではもっともハードルが低いです。
料金は1〜2時間ほどで約2500円くらいが相場で比較的低コストなのも嬉しいですね。
かんたんに英語を話す機会をつくれ、英語勉強仲間や外国人の友だちを作れることもあります。
ただし、お店によってシステムが違ったりするので、自分に合ってるけお店を探してから行ってみるのをおすすめします。
迷ったら店舗数が多くて無料体験があるところで雰囲気を掴んでみましょう。英会話カフェLanCul は予約することで無料体験ができるのでおすすめです。
オンライン英会話を使う
実際に英会話をしてみたいけど時間がなかったり、お店が遠かったり、お店まで行けないケースもあるかと思います。
そんなときに活躍するのがオンラインです。予約して英会話のレッスンをオンラインで受けるのです。
たしかに眼の前に相手がいるのと比べると緊張感は劣りますが、画面越しとはいえAIと実際の人とでは経験値としてはまったく別物になります。
なにより手軽に始められるという点に価値があります。予約するだけで英語を話す機会を作れるなら、それほど楽なものはないですね。
値段はそれなりにしたりするので、無料体験を試してみて、そのまま続けるか対面でできることを探すかを決めてみるのもありだと思います。
お仕事してる人なら、ビジネス英語を中心にしてるHanasoBiz(ハナソビズ) が使いやすいです。自分のレベルに合わせたカリキュラムがあるのがうれしいですね。
中級者向け
英会話カフェやオンライン英会話は「勉強する」という前提がある雰囲気ですが、ここで紹介するのは少しテイストが異なり、より「会話を楽しむ」ことに注目した方法です。
旅行者に道案内する
旅行者の案内は都心なら挑戦しやすいもので、駅や道で迷ってそうな外国の方に話しかけて道を案内するのも練習になります。
また道案内は短時間で終わることが多いので、イメージされるより難易度は低いのもおすすめな点です。やっぱりお感謝されると英会話を好きになれモチベーションも上がりますね。
もちろん失敗しても大丈夫です。自分のことを助けようとしてくれるならどんな結果であれありがたいですよね。
困ってる人がいたら勇気を出して話しかけてみましょう。話しかけ方は「Can I help you?」です。
オンライン通話アプリ(言語交換アプリ)を使う
オンライン通話アプリ(言語交換アプリ)とは世界の誰かと通話するサービスです。中には言語学習を目的にしているアプリもありネイティブと会話することができます。
アプリ内では部屋が設けられていて、「日本語を勉強中の部屋」「英語だけで話しましょう!」のように名前がついており、そこに参加して会話をします。
おすすめ使い方は、いきなり英語のみで会話するのはハードルが高いので日本語と英語が混ざってるような、「お互い勉強する部屋」に入るのが良いです。
HelloTalk は無料で始められるアプリでユーザー数は3,000万人以上と言われ、とりあえず試してみたい方にはおすすめです。日本語を学びたい方にも多く使われているアプリなので「お互い勉強する部屋」を見つけやすいです。
英語勉強仲間を作って話す
英会話カフェなどでは、英語を勉強している人同士で友達になれることがあります。
お互い英語を勉強しているはずなので、時間を作って英会話してみるのも方法の一つです。
お金がかからないのが利点ですが、FBを貰えにくいのがデメリットです。また、ついついおしゃべりをしちゃうこともあるので、高いモチベーションが必要なので、少し上級者向けでもあります。
上級者向け – ここからは学習が目的ではない
これから紹介するのは英語学習の域を超えて、人との繋がりが注視されます。
イベントに参加する
英会話カフェはたまに交流のためのイベントを開きます。このイベントに参加してみるのも英語を話す機会を作る方法です。
イベントは盛り上がるのですが、英会話に慣れていないと自分が楽しくなれなかったり、会話についていけなかったりするので、スピーキング初学者にとってはハードルが高く見えます。
おすすめなのは「普段仕事で英語使ってるけどたまには息抜きで英語を使いたい」という使い方です。
友だち・恋人を作る
カフェやイベントなどでは、出会った外国の方と友だちになれることもあります。
彼らとプライベートでも会話すると日常会話のさらにリアルな会話がたくさんでき、インプットアウトプットともにかなり向上します。
注意点は、友だちや恋人になるともはや勉強のためというより、相手といて楽しいから一緒に過ごすべきなので、勉強については二の次にしましょう。
上達の心得 – 少しずつ難易度を上げることが重要
この記事では英語を話す機会を作る方法を9つ紹介してきました。
ここで大事なのは「自分に合った方法でやる」のではなく「自分の実力に合ったところからスタートする」ことです。
できることからやり挫折を避ける
自分の英語力でできることから初めてだんだん難易度を上げる方法なら挫折率を下げることができます。
英語を実践していると失敗することは必ずあるのですが、失敗の仕方なのかによって受けるダメージが違います。そのダメージが多き過ぎるとモチベーションが下がってしまいます。
私は初心者だったのに英会話カフェのレベルの高いテーブルを選び、ついていけず2時間沈黙を貫いたことがあります涙
その後英語を少し嫌いになってしまった過去があります。
少しずつ難易度を上げる
英語のアウトプットでは自分のできることから始めるのが大切です。もし英語を声に出す練習すらしたことがなければ、一人で話すことから始めるべきです。
言いたいことがなんとなく言えるようになったらAIを使ってみたり、英会話カフェに行ってみましょう。
そして英語で会話することに慣れてきたら、道案内してみたり、新しい挑戦をしていきましょう。