can と be able to

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解説

ここに解説が入ります。

can

can は「できる」や「許可されている」と伝えるときに使います。

注意点は can を使った文章では動詞が原型になるというところです。

she goes to the museum today.

she can go to the museum today.

否定形では can’t ですが、cannot と書かれることもあります。cannot の方がフォーマルな場では好まれやすいですが、意味は全く同じです。

過去形では could となります。過去の話をするときだけではなく、敬語でお願いするときでも用いられます。

can とcan’t の聞き分け

よく英語では本来発音されるべき音が脱落・弱化する現象が起こります。これをリダクションと言います。

“t” はリダクションが起こりやすく can’t の t が聞こえないことがあります。
t が脱落すると can なのか can’t なのか分からず反対の意味に捉えてしまうことがあります。

can と can’t の聞き分けのコツは a の音にあります。

アメリカ英語では、can の a の音は / ə / 、can’t は / æ / になり、
イギリス英語では、can の a の音は / æ /、can’t は / ɑː / になります。

別の表現や特徴は

  • can’t では a の音が若干伸びる
  • can’t では下がり口調になる

という捉え方がでもわかりやすいです。

be able to

基本的に「できる」は can が用いられるのですが、文法上 be able to が使われることがあります。

can には can か could の形しかなく、これだけでは他の文法と合わせ使うことが難しいことがあります。例えば、

Daniel hasn’t been able to sleep recently.

ダニエルは最近よく寝れてない。

Pilots must be able to make calm decisions in any situation.

パイロットはどんな状況でも冷静に判断できることが求められる。

のように have done や must など、動詞の形に影響を及ぼす文法や言葉を使うときは be able to が用いられます。

過去形

過去形では could と be able to でニュアンスが異なります。

see, hear など日常的な話の場合は could が用いられます。

しかし、「〇〇ができた」など成し遂げた感があるものは was/were able to または managed to が用いられます。

I could see the beautiful mountains

美しい山々を見るとこができました。

I was able to reach the top of the mountain

その山の頂にたどり着けました。

I managed to reach the top of the mountain

その山の頂になんとかたどり着けました。

否定形

否定の場合は、日常的なこと、成し遂げたことどちらにも couldn’t が使えます。

He couldn’t sleep well yesterday.

彼は昨日よく眠れませんでした。

Luigi ran well, but he couldn’t beat Mario.

ルイージは良く走ったがマリオに勝てなかった。

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練習

それでは練習をしましょう。目安は10回繰り返すことです!

もう一度練習!あと 9

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