have to と must
解説
have to と must はどちらも「○○しなければならない」という表現です。
使い方やニュアンスが異なるのでしっかり習得しましょう。
have to
have to の使い方を見てみましょう。
have to は must に比べて義務的なニュアンスが含まれ、自分の意志で決めている感が少ないです。
We have to wear our uniform at the games.
試合ではユニフォームを着なければならない。
She will have to submit her assignment again tomorrow.
明日彼女はもう一度課題を提出しなければならない。
have to では疑問や否定の時に do や does を使います。また、助動詞と組み合わせることもできます。
Students don’t have to come to school on holidays.
生徒は休日は学校に来なくてもよい。
Why did Joe had to pay extra fee?
なぜジョーは追加料金を払わなければいけなかったのですか?
This plan may have to be changed?
このプランは変更されなければいけないかもしれません。
have to は have got to に置き換えることもできます。詳しくはhave と have go を参照ください。
must
must は have to に比べて自分の考えというニュアンスが含まれます。また、公共のルールという意味でも用いられます。
She must call to Sarah.
彼女はサラに電話しなければいけないんだ。
You must be Ken.
君がケンだね。
Lights must be turned off when we don’t use them.
ライトは使わないとき消してください。
助動詞なので疑問や否定の時に語順や形が変わります。同じ理由で他の助動詞と組み合わせて使うことはできません。他の助動詞も使いたいときは must の代わりに have to を使います。
You mustn’t roud here.
ここで騒いではいけません。
Must I get up 8 tomorrow?
8時に起きなきゃいけないんですか?
must は現在にしかないので過去は had to 未来では will have to が用いられます。
否定
don’t have to と mustn’t の意味は明確に異なります。
don’t have to は「しなくてもよい」という意味で don’t need to と言い換えることもできます。
しかし、mustn’t は「してはいけない」であり言い換えるとしたら don’t です。
You don’t have to answer this survey.
アンケートには答えなくてもいいですよ。
You mustn’t sleep in the mountains.
山で寝ちゃいけないよ。
練習
それでは練習をしましょう。目安は10回繰り返すことです!