if の使い方と覚え方

if 「もしも○○なら」という表現をするのですが、使い方によって文の時制が変化します。

これが原因で苦手意識を持ってる方が多いため、練習に入る前に if に関する知識をかんたんに入れておくことをおすすめします。

この記事では if 使い方と覚え方を学んでいきます。

if の働き

if は接続詞なので二つの文章をつなぐ働きがあります。

このとき、「もしも○○なら」や「○○だったら」、「○○のとき」のような意味を持たせながら文章同氏をつなぎ合わせます

しかし、if を使うときは時制に注意が必要です。先ほどの例文のように、二つの文で時制が異なることに気を付けてください。

if がある方の文(if 節)では動詞は現在形ですが、他の文は will が付いています。

If you go, I will go too.

あなたが行くなら私も行きます。

後ほど詳しく述べますが、この形を覚えてしまいましょう。理由は二つあります。

一つ目は、この形がもっともよく使われるからです。二つ目は、この形を覚えると if の他の形も覚えやすくなるからです。

覚えるために例文を見てみましょう。

If it is rain tomorrow, She will join the meeting online.

明日雨なら彼女はミーティングにwebで参加するでしょう。

If we take the train, it will be cheaper.

電車を使ったら安く済みますよ。

If you apologize to her, she will forgive you.

あなたが彼女に誤れば、彼女は許してくれますよ。

if の使い方

if は3つの使い方があります。これらは First conditional, Second conditional, Third conditional と呼ばれ、ニュアンスや形がそれぞれ異なります。

First conditional

First conditional は前の例文のように if 節の中の動詞は現在形で、続く文は will を使う方法です。

If you go, I will go too.

あなたが行くなら私も行きます。

この表現は十分に実現する可能性があるときに使うものです。ようするに、「明日雨なら」「彼が本を貸してくれたら」「試合で勝ったら」などがそれにあたります。

Second conditional

Second conditional は First conditional に比べて実現性が低い・実現不可能な内容を話すときに使われます。

このとき、過去形が用いられることに注意してください。過去形には事実から遠いというニュアンスを含むので、実現性が低いときに過去形が用いられます(参照)。

If I were you, I would go there.

もし私があなたなら、私はそこへ行くでしょう。

さらに、主語が I でも be 動詞が were になってることも注意が必要です。

Third conditional

Third conditional は過去の行いに対して「あのときこうしていれば、、、」という表現をします。同時に後悔の念なども表現できます。

時制は過去完了が用いられるので、had done の形になります。ただし would の直後に来る動詞は原型になる性質があり、後半の文は would have been となります。

If I had taken the train, It would have been cheaper.

電車と使っていればもっと安かっただろう。

3つのまとめ

First, Second, Third conditional の形をまとめると以下のようになります。

このように if には三つの使い方があり時制もややこしいです。覚えるのが大変なので、覚え方をしることが大切です。解説していきます。

if の覚え方

一見複雑そうに見える if の使い方ですが、覚え方があります。

それは、まず First conditional を覚えて、他二つは First のちょっと違う版として覚えることです。

それは、まず First conditional を覚えて、他二つは First のちょっと違う版として覚えることです。

よく見ると Second は二つの文が過去形になってるだけ、Third は過去完了になってるだけであり、不規則な変化はしていません。

このように、一見複雑に思えるものも基本の形を知ってしまえば、あとは変化するだけというのはよくあります。

このような考え方をすれば覚えやすいですし、覚える量も減ります。

これな他の勉強でも役立つ考え方なのでおすすめです。

さあ、なんとなく If について知ることができたら、定着するように練習するのみです!

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